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「我が良き友よ/かまやつひろし」

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「我が良き友よ/かまやつひろし」
(作詞・吉田拓郎/作曲・吉田拓郎/編曲・瀬尾一三) 
・B面「ゴローワズを吸ったことがあるかい」
・1975年(昭和50年)2月5日発売
・EXPRESS / 東芝EMI
・週間1位(オリコン)
・1975年4月度月間1位(オリコン)
・1975年度年間9位(オリコン)

咥え煙草に渋い出で立ちで決めるムッシュが印象深いシングルジャケット。
御年77歳(2016年現在)ながら、今のかまやつひろしが同じジャケットを撮影しても区別がつかないのでは?そんな事を思わせる。

音楽性の高さや豊かな創造性でミュージシャンからも人気のあったザ・スパイダースのメンバーだったことは広く知られている。
その頃は既に「水原弘、守屋浩、井上ひろし」と並び、同じ“ひろし”として人気ロカビリー歌手としてキャリアを積んだ後である。
孫のような若いミュージシャンとも積極的にセッションするなど、ミュージシャン魂に今も磨きをかけ続けている。

「あの時君は若かった」「いつまでもどこまでも」「バン・バン・バン」などの名曲を残したスパイダース解散後、ソロでも「どうにかなるさ」(1970年)のスマッシュ・ヒットさせている。
自身のオリジナルではなく、吉田拓郎が作詞作曲した「我が良き友よ」がミリオン・セラーとなり世間一般での代表作となる。
B面の「ゴローワズを吸ったことがあるかい」は90年代にアシッド・ジャズが注目された頃に名作として再び評価され、裏の代表作とも言える。

「下駄」「学生服」「下宿屋」「バンカラ」郷愁を誘う言葉を随所に散りばめ、跳ねたリズムに乗せて歌われる詞は長い。
吉田拓郎独特の言葉を無理矢理詰め込んだ作りではなく、それぞれの音符に自然に乗せており、広い層で愛唱されカラオケ店では男同士が肩を組み歌うことも少なくない。

実際に“ゴロワーズ”を愛煙しているそうだが、ジャケットの煙草もそうなんですかナ?
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