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「もしもピアノが弾けたなら/西田敏行」

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「もしもピアノが弾けたなら/西田敏行」
(作詞・阿久悠/作曲・坂田晃一/編曲・坂田晃一) 
・B面「いい夢見ろよ」
・1981年(昭和56年)4月1日発売
・CBSソニーレコード
・第23回日本レコード大賞金賞
・4位(オリコン)
・1981年度年間25位(オリコン)
・4位(ザ・ベストテン)
・3位(ザ・トップテン)

人気テレビドラマ『池中玄太80キロ』の主題歌とし世に出た、今や日本を代表する名優・西田敏行が歌うヒット曲。
パート1(全13話)に平均視聴率が21.3%を記録し、続けてパート2、パート3、そしてスペシャルも3作られている。
元は「いい夢見ろよ」が主題歌としてA面でリリースされたが、視聴者の反響が挿入歌の「もしもピアノが弾けたなら」に集まる。
レコード会社の行動は素早く、主題歌と挿入歌のポジションを入れ替え、その流れから自然とA面B面も反転することとなる。

ドラマの主役で、主題歌や挿入歌をその俳優が歌ってヒットした例は珍しくない。そして、加山雄三や中村雅俊など歌手としてもヒット作を多く残す俳優もいる。
西田敏行は「もしもピアノが弾けたなら」を代表作とし、俳優業を主としたスタンスで今も活躍している。
俳優だけに表現力豊かな歌唱ながら、メロディーは16分の譜割が多く、また起伏に富んでおり歌唱力が無ければ歌いこなせない。
この曲が余りにも有名であるが故に隠れがちだが、プレスリーのカバー「LOVE ME TENDER」などは一人の“歌手”として名唱と言えるだろう。
そのキャリアはもちろん、映画俳優としての受賞歴などから間違い無く大物俳優であるが、地方ローカルのTV番組のレギュラーをこなすなど大物ぶらないところが人々の心を惹き付ける。
エンターティナーとは西田敏行を表現するのに最適の言葉ではないだろうか。

『池中玄太80キロ』は全作品DVD化されているらしい。もう一つの挿入歌「鳥の詩/杉田かおる」も名曲ですナ。
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